スペインのアンダルシア州に生まれたパブロ・ピカソ。20歳の頃からフランスに拠点を移し1973年に亡くなるまでの膨大なコレクションがパリ・ピカソ美術館に収蔵されています。展示品は年代別に展示されており、各時代別の代表作品やピカソが最後まで手元に留めていた貴重な作品、彼自身が収集した、セザンヌ、ドガ、マティスなどの作品も所蔵されています。もともと貴族の邸宅だったふんだんなスペースの館内には貴重な作品やピカソ自身の日常画材具などが展示されており、優雅な雰囲気でゆっくり作品鑑賞ができる美術館です。
Musée Picasso Paris パリ・ピカソ美術館
エリア
マレ地区、バスティーユ、レピュブリック
住所
5 Rue de Thorigny 75003 Paris
最寄り駅
メトロ1番線 Saint-Paul駅
メトロ8番線 Saint Sébastien Froissart駅
メトロ8番線 Chemin Vert駅
開館時間
火~金曜 10:30~18:00
土・日曜・祝日 9:30~18:00
※12/24、12/31は17時まで
閉館日
月曜日、1/1(祝)、5/1(祝)、12/25(祝)
●入場料
一般展示: 12.50€
無料対象者
・18歳未満は入場無料 /パスポートの提示が必要です。
・18~25歳までのEU圏国籍者、身体障害者と付添い1名、失業者 /各証明書の提示が必要です。
●一般無料の日 毎月第一日曜日
●オーディオガイド
レンタル料: 5€
英語、フランス語、スペイン語に対応
●美術館共通パス「パリミュージアムパス Paris Museum Pass」利用可
一般展示の見学はパリミュージアムパスが利用できます。
パリミュージアムパスでの入場は、入場券購入の長蛇の列に並ぶ必要がありませんので時間短縮に大変便利です。また美術館を一日で3箇所以上見学する場合、数日かけて他の美術館にも行かれる方はパリミュージアムパスの利用がお得です。
尚、美術館内で行われる期間限定の企画展は、パリミュージアムパスが利用できない企画展もあります。
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パリ美術館パス「ミュージアムパス」値段 使い方 購入場所リスト
パリ美術館パス「ミュージアムパス」利用できる美術館リスト
●地上階(日本式1階)青の時代~キュビスム
『自画像』(1901年)
『カサヘマスの肖像 』(1901年)
『ラ・セレスティーナ』(1904年)
『二人の兄弟』(1906年)
『裸の少年』(1906年)
『座る裸婦』(1907年) ※『アヴィニョンの娘たち』のための習作
『男の胸像』(1907年) ※『アヴィニョンの娘たち』のための習作
『木陰の三人の人物』 (1907-1908年)
●1階(日本式2階)新古典主義~シュルレアリスム~ゲルニカ
『肘掛け椅子に座るオルガの肖像』 (1917年)
『浜辺を駆ける二人の女‐かけっこ』 (1922年)
『海辺の家族』(1922年)
『 アルルカンに扮したパウロ 』(1924年)
『ピエロに扮するパウロ』(1925年)
『画家とモデル』(1926年)
『円卓の上の大きな静物』(1931年)
『読書』(1932年)
『赤い肘掛椅子に座る女』(1932年)
『ドラ・マールの肖像』(1937年)
『マリー=テレーズの肖像』(1937年)
●2階(日本式3階)ゲルニカの時代~晩年の時代
『縞の帽子の女』(1939年)
『小鳥をくわえる猫』(1939年)
『朝鮮の虐殺』(1951年)
『草上の昼食(マネに基づく)』(1961年)
『接吻』(1969年)
『抱擁』 (1970年)
『若い画家』(1972年)
●3階(日本式4階)
ルノワール、セザンヌ、ジョルジュ・ブラック、マティスなどのピカソ自身が収集した絵画コレクションが展示。
●地下1階
ピカソのアトリエの様子や作品制作過程が写真パネルなどで紹介されています。またピカソの彫刻作品もこの階で見ることができます。
●Le Café sur le toit カフェ・スールルトワ
建物入口から入って右手、ミュージアムショップの横奥にある螺旋階段を上がった2階(フランス式1階)にセルフ式カフェがあります。テラス席もあり飲物や軽食が食べれます。
●La Librairie-Boutique ブック&ショップ
建物入口から入って右手にあるミュージアムショップ。ピカソ関連の書物・美術本はもちろん、ピカソ作品をモチーフにしたモダンな雑貨や文房具・食器なども販売。
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